
恋人からもらった指輪ってどの指につけるのが正解?
結婚指輪や婚約指輪は左手の薬指と聞くけれど、まだ婚約していないのにその位置で大丈夫?
そんな風に考えたことはありませんか?
実は、指輪には「つける指」によって意味や印象が大きく異なります。
本記事では、右手と左手の違いから、恋人とのペアリングのマナー、婚約・結婚指輪の正式な位置まで、シーン別にわかりやすく解説。
迷いや不安を感じているあなたが、指輪を心から納得できる位置に自信を持ってつけられるよう、しっかりナビゲートします。
指輪をつける指の基本|右手・左手の違いとは?

指輪は単なる装飾品ではなく、つける指によって象徴的な意味合いや印象が変わるアイテムです。
特に「右手につけるか」「左手につけるか」は、文化や感情の意味にも大きく関わってきます。
まずはその基本から押さえておきましょう。
▶右手に指輪をつける意味

右手は、行動力・現実的な力・外向きのエネルギーを象徴するとされています。
そのため、右手に指輪をつけることで以下のような意味が込められます。
- 意志や行動の強さを表現したいとき
- 仕事や挑戦へのモチベーションを高めたいとき
- 自分を外に向けて表現したいとき
また、右手は利き手であることが多く、視線が集まりやすい=自己主張が強くなるというファッション的な効果もあります。
💡 例:
右手の人差し指に指輪をつけると「目標に向かって突き進む意思」を表し、ビジネスシーンでも活用されることがあります。
▶左手に指輪をつける意味

一方で左手は、感情・愛・内面のエネルギーを象徴する側とされます。
特に恋愛や結婚にまつわる指輪が左手に集中しているのは、この「内面・心のつながり」を重視しているからです。
- 愛情や絆を大切にしたいとき
- 守られたい、癒されたいという感情があるとき
- 自分の内面を整えたいとき
ファッション的にも、左手は「さりげなく感情を表現する場」として活用されます。
💡 例:
左手の薬指につける指輪は「愛の誓い」や「永遠の絆」を象徴し、婚約指輪・結婚指輪の定番となっています。
まとめポイント:右手と左手の違い
手の種類 | 主な意味 | 向いているシーン |
---|---|---|
右手 | 行動・自己表現 | ビジネス、モチベーションUP |
左手 | 感情・内面 | 恋愛、癒し、愛の表現 |
このように、指輪は「どの手に」「どの指につけるか」によって、意味も印象も大きく変わるのです。
恋人からもらった指輪はどの指につけるべき?

恋人からもらった指輪は特別なもの。
でも、

まだ婚約じゃないし、薬指でいいの?

誤解されたくないけど、どうするのが正解?
とつける位置に悩む人は少なくありません。
ここでは恋愛関係における指輪のマナーや、おすすめのつけ方を解説します。
恋愛関係における指輪のマナー

一般的に、「左手の薬指=結婚・婚約の象徴」という認識が広くあるため、まだ正式な婚約をしていない場合、左薬指に指輪をつけるのは慎重になる人も多いです。
とはいえ、地域や世代、カップルの価値観によって捉え方はさまざま。
明確なルールはないため、最も大事なのは「自分と相手の気持ちを大切にすること」。
つける前に考えたいポイント:
- パートナーと指の位置について話し合ったか?
- 周囲に誤解されたくない場面があるか?(職場、家族など)
- ファッションとして楽しみたいか、関係の象徴としてつけたいか?
付き合っている段階でのおすすめの指

婚約・結婚前の段階であれば、意味を持ちつつ誤解の少ない指を選ぶと安心です。
おすすめの指:
- 右手の薬指:愛情を表しつつ、婚約のサインとは少し距離がある
- 左手の中指 or 人差し指:絆や信頼を示しつつ、自然な位置
- ペアリングとして右手にそろえる:おそろい感はそのままに、重くなりすぎない

最初は左薬指にしようとしたけど、友人に「結婚したの?」って聞かれて、右手の薬指に変えました。
20代・女性
指輪の意味を2人で育てていく

最終的にどの指につけるかよりも、「この指にしようって2人で決めた」というプロセスそのものが、関係を深める要素になります。
恋人からの指輪は、「形式より気持ち」が大切。自分たちにとって一番心地いい場所を見つけましょう。
婚約・結婚指輪の正式な位置とは?


婚約指輪はどの指につけるの?
この疑問は、多くのカップルが直面するものです。
ここでは婚約・結婚指輪の正しい位置や文化的背景、国や宗教による違いまで、わかりやすく解説します。
婚約指輪と結婚指輪の違いとつける順番

まず、婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)は別物です。
種類 | 意味 | タイミング | 通常のつけ方 |
---|---|---|---|
婚約指輪 | 結婚の約束 | プロポーズ時 | 左手の薬指(贈られた後に着用) |
結婚指輪 | 結婚の証 | 結婚式で交換 | 左手の薬指(夫婦ともに常時着用) |
重ねづけの順番:
多くの人が「結婚指輪を内側(肌側)、婚約指輪を外側」につけます。
これは、永遠の愛(結婚)を心に近い位置にという意味が込められているからです。
国や宗教による違い(日本・海外の文化比較)
実は、指輪のつけ方は国や宗教、文化によって異なります。
日本(&西洋の多く)
- 婚約・結婚指輪ともに 左手の薬指
- 左手の薬指は「心臓とつながっている」という言い伝えが由来
ドイツやオランダなどの一部ヨーロッパ:
- 婚約指輪は 左手の薬指、結婚指輪は 右手の薬指
- プロテスタントやカトリックによっても違いあり
インド・イスラム文化圏:
- 文化や宗教により、指輪自体をつける風習がないこともある
- または、右手に結婚指輪をつけるケースも
どちらにつけるか迷ったときは?
迷ったときは、以下の3点を参考にするとよいでしょう。
- パートナーと話し合うことが第一
- 普段の生活スタイル(右利き・左利き、仕事上の都合)に合わせる
- 特別な意味を込めたいなら、意味や由来から選ぶ
形式や常識に縛られすぎず、ふたりにとって自然で心地よい選択がベストです。
よくある質問(FAQ)

Q1:恋人とのペアリングは左手薬指でもいいの?
A:基本的には問題ありませんが、「周囲に婚約・結婚と誤解される可能性」がある点に注意を。右手や中指なども選択肢です。
Q2:結婚指輪と婚約指輪を重ねづけする場合の順番は?
A:一般的には「結婚指輪を内側(肌側)、婚約指輪を外側」に重ねるのがマナーです。
Q3:婚約指輪は普段使いしてもいい?
A:OKです。ただし、デザインによっては石が大きく日常生活に支障があることも。TPOに合わせて着け外しを。
指ごとの意味や願いを込めた指輪のつけ方を知りたい方はこちらの記事
「指輪の意味で選ぶ!指ごとの象徴と願い別おすすめ位置」をご覧ください。
まとめ
恋人からの指輪は、単なるアクセサリーではなく、「二人だけのストーリーを刻む証」。
日常で身につける場所やシーンに合わせて指を変えたり、ペアリングとして揃えたりすると、より一層思い出深いものになります。
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