キュービックジルコニアもモアサナイトも、ダイヤモンドのように美しい輝きを持つ魅力的な宝石。
どちらも手頃な価格で手に入り、ジュエリー初心者から愛好家まで多くの人に選ばれています。
しかし、見た目が似ているからといって「同じもの」と考えてしまうと、後悔につながることも。
特に最近では、フリマサイトなどで「モアサナイト」として販売されている商品が、実はキュービックジルコニアだったという事例も増えており、正しい知識がますます重要になっています。
この記事では、キュービックジルコニアとモアサナイトの違いを、素材の特徴・耐久性・見分け方という3つの観点からわかりやすく解説します。

私たちLuna Clairがどのようにこれらの素材を使い分けているかもお伝えしながら、自分にとって納得のいくジュエリー選びができるようサポートいたします。
はじめに|どちらも美しい宝石だからこそ違いを知って選びたい

キュービックジルコニア(CZ)もモアサナイトも、天然ダイヤモンドのような輝きを持つ美しい宝石です。
どちらも手頃な価格で手に入ることから、近年では多くのジュエリー好きに支持されています。
この記事では、キュービックジルコニアとモアサナイトが「どちらが上か・下か」を語るのではなく、それぞれの素材の違いを理解し、納得したうえで選んでいただくための情報をまとめました。

私たち Luna Clair のスタッフにとって、キュービックジルコニアはとても魅力的で、大好きな素材のひとつです。
その透明感と輝き、手に取りやすい価格は、日常のジュエリーにぴったりで実際に、私たち自身も愛用しています。
ただし、モアサナイトとキュービックジルコニアとでは、硬度や耐久性といった「素材としての性能」に明確な違いがあります。
見た目が似ているからこそ、違いを正しく理解しておくことが、後悔のないジュエリー選びにつながると私たちは考えています。
さらに、Luna Clairでは、ジュエリーの主役となる石にモアサナイトや淡水パールといった「耐久性」と「個性」を兼ね備えた素材を厳選して使用しています。
一方で、サイドストーンや小さな装飾部分には、あえてキュービックジルコニアを採用しています。
その理由は、美しさと実用性のバランスに優れているからです。
モアサナイトもキュービックジルコニアも、それぞれに異なる魅力を持つ美しい宝石。
だからこそ、その違いを知ることで、ジュエリー選びがもっと楽しく、もっと自分らしいものになると私たちは考えています。
キュービックジルコニアは素晴らしい|高コスパ&デザイン性で選ばれる理由

手に取りやすい価格と高い透明度
キュービックジルコニアは、人工的に作られた宝石ですが、その透明度と光の屈折によるキラキラとした輝きは本物の宝石顔負け。
何よりも魅力なのは、その手の届きやすさ。
ダイヤモンドやモアサナイトに比べて圧倒的にリーズナブルで、価格を気にせずデザイン重視で選べる楽しさがあります。
キュービックジルコニアは普段使いにぴったり
キュービックジルコニアは、ダイヤモンドのような輝きを持ちながらも、手に取りやすい価格が魅力の宝石です。
ちょっとしたお出かけやお仕事でも気軽に楽しめるので、「毎日のおしゃれ」にぴったりの存在です。
気負わずに使えるからこそ、毎日に華やかさと自信を添えてくれる。
そんな実用性と美しさを兼ね備えた優秀な素材です。

ジュエリーは、気軽に楽しめるものであってほしい。
そんな想いから、Luna Clairのスタッフも普段使いに、キュービックジルコニアのアクセサリーを身に着けます。
お仕事、ランチ、お買い物など、日常の中で自然と身に着けられるジュエリーとして、CZは最適な存在です。
「模造石」では終わらない、デザイン重視の選択肢
かつては「模造ダイヤ」として扱われることの多かったCZですが、今ではその美しさとカッティング技術の進化により、デザインで選ばれる素材としての地位を確立しつつあります。
「あえてCZを選ぶ」というお客様も増えており、その価値は今なお進化しています。
モアサナイトとの最大の違いは「硬度」と「耐久性」

キュービックジルコニアとモアサナイトの間には、見た目では分かりにくい決定的な違いがあります。
それが、「硬度」と「耐久性」です。
この2つは、日々の使用や経年変化に大きく関わる要素であり、素材選びにおいて軽視できないポイントです。
モアサナイト:モース硬度9.25。天然ダイヤに次ぐタフさ
モアサナイトは、モース硬度9.25という非常に高い硬さを持つ人工宝石です。
これは、ダイヤモンド(硬度10)に次ぐレベルであり、日常使いはもちろん、長年にわたって美しさを保ちやすいのが特徴です。
細かな擦れや衝撃にも強く、くもりや傷が付きにくいため、婚約指輪や結婚指輪などずっと使い続ける前提のジュエリーに適した素材といえます。
キュービックジルコニア:硬度8~8.5。細かい傷や摩耗がやや出やすい
一方のキュービックジルコニアは、モース硬度8〜8.5と、モアサナイトよりもやや柔らかい素材です。
日常使用には十分な硬度を持っていますが、時間の経過とともに細かい擦り傷や摩耗が表面に現れやすくなる傾向があります。
特に、リングやブレスレットなど頻繁に物に当たる部位に使う場合は、傷がつきやすいため、取り扱いには少し気を遣う必要があります。
長く使うジュエリーほど「耐久性」が重要になる
価格や見た目だけで素材を選んでしまうと、
「数年でくすんでしまった」
「傷だらけで買い直すことに…」
といった後悔につながることもあります。
特に、結婚指輪・記念日ジュエリー・親から子へ受け継ぐようなアイテムには、長く使える素材かどうかという視点がとても大切です。
キュービックジルコニアとモアサナイトは見た目が似ていても、素材としての「強さ」は明確に異なります。
次の章では、そうした違いが原因で起こりやすいフリマサイトでのトラブルや偽物販売について詳しく見ていきましょう。
フリマサイトに注意。見た目は似ていても中身が違う

モアサナイトとキュービックジルコニアは、見た目が非常によく似ています。
どちらも透明度が高く、ブリリアントカットが施されていれば、素人目には判別が難しいことも多いです。
その「そっくりな見た目」が原因で、意図せず間違った素材を購入してしまうトラブルがフリマサイトを中心に発生しています。
「モアサナイト」と称して、実際はキュービックジルコニア?
近年、メルカリやラクマなどで、「モアサナイト」として販売されている商品が、実はキュービックジルコニアであったという事例が増えています。

フリマサイトでモアサナイトだと思って購入し、気に入って毎日のように身につけていました。
でもある日、宝石に詳しい友人に「これ、たぶんキュービックジルコニアだと思うよ」と言われて…。
ショックでしたし、それ以来フリマサイトでアクセサリーを買うのが怖くなってしまいました。
お客様からそんな声を耳にすることが増えています。
キュービックジルコニアとモアサナイトでは、見た目の美しさは似ていても、硬度や耐久性といった性質には大きな違いがあります。
せっかく気に入ったデザインで、「毎日つけたい」と思って選んだアクセサリーが、実は思っていた素材とは違っていた…
そんな経験をしてしまうと、ショックを受けてしまうのも無理はありません。
だからこそ、安心して長く愛用するためには、信頼できるショップ選びがとても大切なのです。
Luna Clairでは、素材ごとの表記・検品を徹底しています
Luna Clairでは、使用するすべての素材において簡易検査・検品を徹底しています。
お客様が安心してお買い物いただけるよう、
「これは本当にモアサナイトなの?」
「CZが混ざっていないか?」
という不安をゼロにする努力を日々行っています。

ジュエリーは「輝き」だけでなく、「信頼」で選んでいただきたい。それが、私たちの願いです。
モアサナイトとキュービックジルコニア|どちらを選ぶべきかは「目的」と「価値観」しだい

モアサナイトとキュービックジルコニア。見た目は似ていても、価格・耐久性・用途においてそれぞれに異なる特徴があります。
では、どちらを選べばいいのでしょうか?
答えはシンプルで、「あなたがジュエリーに何を求めているか」によってベストな選択は変わります。
デイリー使い・コスパ重視ならキュービックジルコニア
・毎日気軽に使えるジュエリーが欲しい。
・ファッションに合わせて複数のデザインを楽しみたい。
そんな方には、価格が手頃でデザインも豊富なキュービックジルコニアが最適です。
特にピアスやネックレス、手を頻繁に使わないシーンでのリングなどには、CZの軽やかさと華やかさがぴったり。
「おしゃれを楽しむ」という目的において、コスパに優れたこの素材は強い味方になります。
記念用・長期使用にはモアサナイトの安心感を
記念用・長期使用にはモアサナイトの安心感を少し特別な日や、大切な節目に選ぶジュエリー。
そんなときこそ、モアサナイトのように上質で信頼できる素材を選びたいものです。
婚約指輪や記念日のプレゼント、自分へのご褒美、あるいは家族に受け継いでいきたい一本として。
年齢を重ねる中で「ちゃんと良いものを身につけたい」と感じ始めた方にも、モアサナイトはぴったりの存在です。
高い硬度と耐久性を持つため、日常使いでも輝きを保ちやすく、10年、20年と経っても美しさが変わりにくいのが魅力。「長く大切にしたい」という想いを、確かなかたちで支えてくれる宝石です。
それぞれの強みを理解して、賢く選ぶ
キュービックジルコニアとモアサナイト、どちらも優れた特性を持つ素材です。
「安いからCZ」
「高いからモアサナイト」
という表面的な基準ではなく、「どう使いたいか」「どんな想いで選ぶか」という軸で選ぶことが、後悔しないジュエリー選びの秘訣。
そして何より、その違いを理解した上で選ぶことが、自分にとっての正解を見つける第一歩になるのです。
まとめ|素材の違いを知って、自分に合ったジュエリー選びを
キュービックジルコニアとモアサナイト。どちらも、手に取りやすく、ダイヤモンドのような美しい輝きを楽しめる魅力的な宝石です。
・キュービックジルコニアは、日常に彩りを加える気軽でおしゃれな選択肢として。
・モアサナイトは、人生の節目や特別な想いを込める永く使えるジュエリーとして。
それぞれが違った価値を持ち、それぞれにふさわしい使い方があります。
しかし、見た目の美しさだけで選んでしまうと、思わぬトラブルや後悔につながることも。
特にフリマサイトなどでの購入時は、「モアサナイト」と称しながら実はキュービックジルコニアだったという例も増えているため、素材の違いを知ることは自分を守ることに繋がります。

私たちLuna Clairでは、お客様に安心してジュエリーを選んでいただけるよう、使用するすべての素材について丁寧な説明と簡易検査・検品の徹底を行っています。
あなたのジュエリー選びが、心から納得のいく、輝きと安心に満ちた時間になりますように。
素材の違いを理解し、自分の価値観に合った本当に欲しいジュエリーと出会っていただけたら嬉しく思います。
コメント